スマートフォンの普及に伴いPCを使わずともWebサイトを閲覧できる機会が増加したことにより、Web開発の需要は一気に高まりました。そのため、Web開発を仕事にしたいと考える人も多くなりました。ここでは、Web開発にはどんなスキルが必須なのか、何を学習しておくべきなのかをご紹介します。
会社で働く場合は作業ごとに分担することが多いですが、一人でWebサイトを作れるようになるためには、デザインとコーディングのスキルが必須となります。デザインは、Webサイトのレイアウトを設計する作業です。文字や画像の配置、サイトの色合いなど、そのサイトの雰囲気や、顧客の要望に合わせてレイアウトを調整します。ここでデザインがしっかり作り込まれていると、次の工程であるコーディング作業がやりやすくなります。
コーディングは、作成されたデザインのデータをもとに、それをWebブラウザで表示できるようにする作業です。一般的には、HTMLやCSSといった言語を用いてコードを記述していきますが、動的なサイトや、ブログ更新機能などを実装する場合は、JavaScriptやPHPといったプログラミング言語も習得する必要があります。
それぞれのスキルを習得するためには、デザインはデザイン、コーディングはコーディングで、何度も繰り返しサンプルサイトを作って練習するとよいでしょう。その際、デザインならAdobeのPhotoshopやXD、Figmaなどのツールの使い方を覚える、コーディングは自分に合ったテキストエディタを選んで、コードを何度も記述して練習するとよいでしょう。